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大阪府吹田市 子育てママ応援・子育て支援・子育て支えあい
2017-01-28

<第10回> 困った時に「助けて」って言えますか? ~貸し借りを作りたくなかったわたし~

新しい年が明けましたね♪
ママGOGOカフェ店主のMOMOKOです♪
本年もご来店、まことにありがとうございます。

少し前の話ですが
お正月は皆さん、どのように過ごされましたか?

わたしは年明け早々、親知らずを抜いて
痛みでしばらく不調でした・・・

さて、今回のメニューなのですが
皆さんは、子育てで困った時
ご両親や義理家以外で
ママ友やご近所さんなどの
身近な他人に、助けを求めたことがありますか?

わたしは、自覚してる限りでは、ないです。
ないんですよw

同じマンションのママ友とは
黒い愚痴から下ネタまで、何でも話せる仲です。

互いの子供が病気の時には
「困ったことがあったら言ってね?」
「買い物あったら行ってくるよ?」
といった声かけも茶飯事です。

恵まれた環境ですよね?
なのに、困った時はもちろん
ちょっとした息抜き目的で
子供を預けたことはありません。

もしかしたら他のママ友同士は
普通に預かり合ってるのかもしれませんがw
少なくともわたしにはありません。

「何でも話せる」ということと
「困った時に頼る」というのは
わたしの中で、どうやら別物らしいのです。

それを分析していると
2つの要因にぶち当たりました。

1つめは「貸し借りを作りたくない」。

わたしたちは、成長する過程で
「人様に迷惑をかけるな」とか
「自立しろ」という価値観を
両親や世間からすりこまれています。

「困った時に誰かに頼る」
というのは
その価値観と相反するもの。

そのせいかどうか、分かりませんが
わたしの脳内にはその昔
「損益表」や「貸借表」のような

自分が貸した分と
人に借りた分の収支を
記録している帳簿が、常に存在し

少しでも、人に貸した分が上回るよう
必死で計算していた時期があります。

例えば、ママ友との集まりでは
ちょっとでもいい手土産を持っていかねば、とか

ママ友に限らず、夫相手なら
洗い物をしてもらったのだから
それ以上の家事で返さねば、とか

借金を作りたくなく
貸した分を多めにキープして
自分をコントロールしたかった。

親切にしてもらったら
助けてもらったら
その分すぐに返さねばと
自分を追い込んでいました。

それが「自立している」ということだと
どえらい勘違いをしていました。

確かに、一見自立してるのかもしれません。
でも、脳内で電卓をはじいても
全然楽しくない、むしろしんどいばっかりです。

なるべく自分に甘く、優しくし続けることで
今ではやっと、脳内電卓はなくなりました。
とはいえ、気軽に人を頼れるまでには至っていません。

それが、2つめの理由
「困ってるかどうか自分で把握できない」。

「困った時」って、どんなイメージですか?
わたしの自覚する「困った時」は、有事レベル。
ちょっとした子供の風邪くらいでは
誰かを頼る理由になりません。

家族全員ノロで全滅!とか
子供事故って救急車!とか
そこまで行って、初めて人を頼っていい、と
自分に許可が出せる気がします。

「人を頼っていい」のハードルを
自分で勝手に高くしている感じです。

じゃあ、それ以外の時は困ってないのか?
と聞かれると
実は結構困ってるみたいなんですよw

それは、自分から頼るのではなく
人に親切にされて、初めて気付くことが多いです。

その親切も、「子供を預かる」という
大ごとなものではなく

子連れで電車に乗って席を譲ってもらったり
重い荷物を運んでもらったり
自分が不得意なことを
得意な人が代わりにやってくれたり

相手にとっても、大きな負担のない
小さな親切をもらって、初めて
「あ、わたし、困ってたんだ」って
気付かせてもらえます。

「助け合いは、いいことだ」と
きっと誰もが思うでしょうが
それだけ、互いの領域に踏み込むことでもあるので
ある種の恐怖も伴います。

親切にする方も、される方も
「こんなことして迷惑じゃないかな?」
「こんなこと頼んで負担じゃないかな?」
と、躊躇がつきものです。

だからつい、親切にする方は
「大丈夫?」って
相手の了承を取りに行ってしまうし

親切にされる方は、つい条件反射で
「大丈夫です」って言ってしまう。

声を掛け合えただけでも嬉しい。
そんな思いももちろんあるけど

小さな「大丈夫です」が重なって
大きな「大丈夫じゃない」になるまでに

甘え方や頼り方を
自分なりにカスタマイズしたいなぁ~と
思わされる日々です。

誰かの「大丈夫」と
自分の「大丈夫」は違う。

わたしの場合だと
子供は一人っ子だし
外に働きに出てないし
家でリフレッシュできる時間はたくさんありますが

だからって大丈夫じゃない時は
大丈夫じゃないのです。

そんなわたしに先日
貸し借りの概念を覆すような
小さな出来事がありました。

同じマンションのママ友が
知り合いからたくさんもらった
みかんを分けてくれると言う。

ママ友の上の子は
息子と同じ年長ですが
下の子は0歳なので
持ってきてもらうのも大変だろうから
取りに行くよと言いつつ

夫が仕事の週末で
馬力も出ずに息子と2人
家でグズグズとだらけていたら

「買い物に行くついでに」と
ママ友がみかん持参で
子供2人と来訪してくれましたw

息子と2人きりの状況が
苦痛だったわたしは
渡りに船!と思い

「良かったら、ママが買い物の間
○○ちゃん、うちで遊んでいかない?」
と、上の子をご指名。

息子とその子は幼稚園も同じなので
2人の遊びに介入する手間もなく

「これで小一時間でも
週末を乗り切れる・・・」
と、安堵するわたし。

一方、子供2人を連れての
買い物負担が軽減されたママ友は
大層喜んでくれ

奇しくもクリスマスだったその日
息子のみならず、わたしにまで
お土産のお菓子を買ってきてくれました。

こっちが楽だから
上の子に居てもらっただけなのに
この結末ナニw

お菓子を見て、思わず涙ぐみました。

脳内で一生懸命
貸借の計算をしていた
かつてのわたしはどう思うだろう?

これは貸しなのか?
借りなのか?
もうよく分かんない。

分かんないけど
互いが気持ちいいように動いたら
わらしべ長者のように
芋づる式に幸せが舞い込んだ。

わたしにとっての「助け」が
相手にとっての「助け」になって
両立することがあるなんて。

貸し借りの世界観では
到達できなかった概念です。

まだまだ、人を頼ることにも
頼られることにも
びびりっぱなしのわたしですが

ほんのちょっとずつ
自分なりの「助け合い」を
これからも学んで行きたいと思います♪

皆さんにも何か
助け合いのエピソードがありましたら
ママGOGOまでお寄せくださいね♪

本日も、ご来店ありがとうございました。
お気をつけて、お帰りくださいまし♪
————————————————————————————————
カフェ店主:MOMOKO♪
37歳で出産。現在、6歳児のママ。
縁あってママGOGOの講座を8回受講した後、
ママGOGOカフェの店主に♪ 在宅ライター。
“ママが生きやすくありますように”そんな願いを込めて綴るコラムです。


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