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大阪府吹田市 子育てママ応援・子育て支援・子育て支えあい
2016-09-01

<第5回>子育ては前代未聞の苦行 ~働くことが息抜きだったわたし~ 

本日もご来店、ありがとうございます♪
「ママGOGOカフェ」店主のMOMOKOです♪

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第4回「働くことで守りたかったプライド」

は、店主のわたしもビックリするくらいの
大きな反響がありまして
ママたちにとって不変のテーマなんだな!と
改めて思い知らされた次第です。

そういうわけで、すっかり味をしめましたのでw
今回も、テーマは「ママが働くこと」。
わたしのちょっぴり痛い経験をシェアして
皆さんに笑ってもらえたり
共感していただけたら光栄です!

わたしは、息子が1歳~3歳半くらいまで
奇跡的に入所できた認可保育所に預けて
パート勤めに出ていたのですが

最初の職場は、出勤時は基本
9時~6時のフルタイムで
平日にその分休みが取れる、という
ランダムなシフト制の勤務形態でした。

1歳児を7時近くまで預ける、というのは
オープンして1年ほどの、その保育所で
前例がなかったらしく
先生たちが少々ざわついてましたw

わたしにしてみれば
お迎えに間に合うだけでも優良な職場環境!
と思っていたのですが
今思えば、子供がそんなに小さい間は
時短勤務を徹底してる職場もありますもんね^^;

正社員であれば、まだ比較的
保育所に入所しやすく
時短勤務なども駆使できるかと思いますが
何せ自分は、育休切りにあったばかりの
未経験新米パート事務。

乳児を抱えたド素人のわたしを
雇ってもらえた事実だけがありがたく
働く環境に対しての要望なんて
思いつきもしなかったのです。

とはいえ、たとえ出勤時はフルタイムでも
平日に休みをもらえるというのは
息子の病時に欠勤することを視野に入れれば
非常に便利なシステムでした。

しかも我が家は、基本夫も平日休みの人。
互いの休みを組み合わせれば
息子の病時には、かなりの確率で
わたしがわざわざ欠勤せずとも対応できるはず!

と思ったのも束の間。

特に持病があるわけでもない
いたって健康な息子は
お約束どおり、保育所に通いだすと
1歳~2歳くらいまでの間は
面白いほど熱を出しましたw

しかも、夫の休日をやすやすとかわして
わたしの出勤日を狙い定め
飛び石で、保育所から連絡が入るのです!

保育所に預け、職場に向かうバスに乗った瞬間
電話がかかってきたこともありました。
「平熱だったんです、さっきまでは確かに!!」
そんな訴えは1歳児に通用しません。

保育所からの呼び出しが
連日立て続けだった際は
会社のロビーで泣き崩れたこともありました。

そういう時、誰に向けるともなく浮かぶ言葉は
いつもこれでした。

「なんでわたしばっかり」

息子にでも、夫にでも、自分の親にでも
会社にでも、社会にでもない。
むしろ、その全部かもしれない。
でも、虚しくてどこにもたどり着かない
宙に漂う涙と叫びでした。

保育所に通うことで、毎日発生する作業は
荷物の用意、ノート書き。
天候チェックも欠かせません。
雨が降れば朝の段取りが崩れる。

そして何より大事なのは、息子の体調管理。
・・・息子のためではありません。
会社を休まないためですw

家を出るまでの、すべてのスケジュールの誤差は
5分以内に抑えるのが鉄則。
息子の食事、排泄、愚図りまで
全部時間内に収まる計算で対処。

芸能人の時間管理でも
もうちょっとゆるくないですかねw

もちろん保育所に到着してからも
泣きや愚図りが入る、それも想定内。

玄関先で靴を脱ぐ脱がない。
脱ぎ方が気に入らないのでリテイク。
それ以前に玄関のドアを自分で開けたかったので
巻き戻してリテイクとか常備メニュー。

さらに成長に応じて、地雷の種類も変化する。
あやす、なだめる、暴言暴力を受け止めて耐える。
しかし相手は子供。
どんな外交手段も通用しない、想定外な事態も多々。
だが会社の遅刻だけは避けねばならない。
よって少々の武力行使もやむを得ない。
大人相手に培ってきた
丁寧な駆け引きや話術は忘れて良し。

そんなママと子供たちが
それぞれのタイムリミットとせめぎあう、朝の保育所。
玄関先が、親子の怒号で殺気立つのは茶飯事w
雨の日は殺気倍増w
「あ、自分だけじゃないんだな」と
怒号にまみれてホッとしたりもしましたw

仕事しててもしてなくても
子育てしてる方なら分かっていただけると思いますが
これは、朝起きてから2時間くらいの間の
きわめてノーマルなショートストーリーですw

それだけのハードルを毎朝乗り越えても
保育所で体調が崩れれば、すべてパー。

たとえ保育所からの呼び出しがなくても
いつ来るか分からない呼び出しにおびえて
終業のチャイムが鳴る瞬間まで
安心して仕事に没頭できることは
一度もありませんでした。

そんなハードな毎日に
それでもわたしが執着し続けたのは
「働かざる者食うべからず」の
洗脳が大きかったこともありますが

一番の理由は
「ゆっくりお昼ごはんを食べること」
「自分のタイミングでトイレに行けること」
この権利を確保したかったからに、他なりませんw

「家で小さな子供と居続けることは
ストレス以外の何物でもない」
これは、保育所の多数のママ友が
普通に持っていた共通認識です。

その後、仕事と保育所を辞め
息子が幼稚園に入園するまでの間
1カ月ほど、空白の期間があったのですが
「1カ月も家で子供をみるって、大丈夫なん?!」
と、保育所の多くのママ友から
心配のお声掛けをいただきましたw

そのくらい、働くことで子供と離れられるのは
どんなにその過程がハードでも
この上ない息抜きだということです。

言い換えれば、ママと子供だけの子育てが
それだけ苦行過ぎるってことです。

働かなければ子供と離れられない。
子供と離れなければ、トイレや食事もままならず
自分の生存権すら危ぶまれる。
なので働き続けて保育所に入れ続けるしかない。
せっかく手に入れた認可保育所の椅子を
誰かに渡すわけにはいかない。

本当に、差し迫った理由で
働かなければいけない人にとっては
わたしの働く動機は甘えかもしれませんが
当時のわたしにとって、安定した食事とトイレの確保は
十分に差し迫った理由だったようです。

本来は、働いていても、働いてなくても
ママの息抜き目的のためだけに
気軽に子供と離れることも
あってもよいと思うのですが

安価な預け先があっても
両親や友達を頼ることができたとしても
正当な理由なく、子供と積極的に離れるのは
さまざまな罪悪感や世間の目と
戦うことを避けられません。

幸いわたしは、自分自身が
生粋の保育所育ちで
就学後も学童と鍵っ子で
その生活に、特に不満もなく成長しました。

おかげで、仕事を理由に子供と離れることについては
特に罪悪感を感じずにすみましたが
そこがハードルになっているママも
決して少なくないような気がします。

子育てを取り巻く環境も
現在5歳の息子が乳児の頃とは
確実に変化していると思いますが

一人でも多くのママが
自分を見失わず
自分の幸せを最優先に
リラックスして過ごせる時間が
昔よりも増えてるといいのにな、と
自分の痛い経験から、願わずにはいられません。

「ママが働くこと」については
どうしてもボリューム増が避けられない傾向ですが
お口に合いましたでしょうか?^^

また次回
新しいメニューを召し上がりに
ぜひいらしてくださいね♪
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カフェ店主:MOMOKO♪
37歳で出産。現在、5歳児のママ。
縁あってママGOGOの講座を8回受講した後、
ママGOGOカフェの店主に♪ 在宅ライター。
“ママが生きやすくありますように”そんな願いを込めて綴るコラムです。


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