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大阪府吹田市 子育てママ応援・子育て支援・子育て支えあい
2016-08-24

<第4回>働くことで守りたかったプライド ~自立することに依存し続けたわたし~

本日も、ご来店ありがとうございます♪
「ママGOGOカフェ」店主のMOMOKOです♪

さっそくですが、本日のメニューは
「ママが働くこと」についてです♪

ママGOGOにゆかりのある皆さんは
育休中でしょうか、お仕事復帰中でしょうか?
今、お仕事に関わりのない方でも
子供の手が離れてからなら
働くことを視野に入れている方も、多いと思います。

息子が通う幼稚園のママたちも
子供の成長に応じて
パートに出る方が増えてきました。

かつては、妊娠出産を経て
働くことを選ぶ女性は少数派でしたが
今は雇用形態も、パートや派遣など様々ですし
子供が巣立つまで、旦那様の収入1本で家計を支える家は
むしろ少数派なのでは?と思わされます。

現在働いている方も
いずれ働きたいと思っている方も
「働く理由」って、何でしょうね?

もちろん「収入のため!」というのが大前提ですが
女性の場合は特に
子供がいなくても
家計が苦しくなくても
未婚であっても
「収入のため」以外の理由が
色々とついて回る気がします。

わたしは現在、在宅で
ちょこまかと小銭を得ている状態ですが
息子が0歳~3歳までは
保育所に預けて毎日パートに通っていました。

その頃のわたしは、間違いなく
「働くこと」に、依存していました。

理由は、日本人なら誰でも知ってる
「働かざる者食うべからず」
という理念に、汚染されていたからです。

キャリアウーマンな実母から
それを聞かされて育ったわたしは
「現生を稼げない人間は生きる資格がない」
くらいの解釈をしていました。

とはいえ、キャリア志向が育たなかったわたしは
社会人になってから就職もせず
専門職での派遣労働を転々としていました。

派遣職であっても、フルタイムで働けば
自分ひとり食べさせるくらいの最低額は稼げるので
「働きながら食ってる自分は大丈夫」と
この生活が未来永劫続くと思ってました。

しかし、妊娠と同時に
趣味や自分の時間が次々と剥奪され
生まれてしまうと今度は
自分と子供を生かすためだけに必死のパッチ
みたいなことになってしまい

挙句、それまで契約社員で働いていた会社を
育休切りのような形で退職することになり
すべてを失ってしまう状態にw

ところが、退職前に申請を出していた認可保育所に
奇跡的に、入所が決まってしまったのです。

事情を説明すると「とにかく仕事を探してください」と言われ
大阪の最低賃金に近いレベルの
経験したこともない事務職のパートに
何とか潜り込むことができました。

これまでの職種は、残業が必須の業界でしたので
選択肢に入れることができませんでした。

自分の経験が生かせないだけでなく
息子の健康状態によって、欠勤も余儀なくされる
ものすごく肩身の狭い勤務条件。

その頃、実家とはあまり関係が良くなく
義理家はわたしが働くことに
あまり賛成な様子ではなかったので
息子が病気になった際の保険としては
ファミリーサポートを利用することにしました。

ファミサポは、心のよりどころにはなりましたが
1時間の利用料とわたしの時給は
ほとんどイコール。
色んな段取りの大変さを考えると
わたしが仕事を休んだ方が早いと気付き
結局、息子の病気が理由で利用することは
1度もありませんでした。

夫の会社は、職種によっては
毎日深夜まで残業する人が
普通にいる社風なので
夫が仕事を休むという選択肢も皆無です。

肝心の収入ですが
夫の扶養範囲に抑えるため
年収100万円程度にするわけで
月収にして10万を余裕で切る額。

この額はもう
「働かざる者食うべからず」
で育ったわたしにしては
ものすごく屈辱的な状況なのですよw

家計が苦しいかどうかとか
働く必要があるかどうか
ということではないのです。
わたしのプライドの問題ですw

専門職でずっとやってきて
経験や知識がピークなはずの今
まったく違う業界でしか働けず
人生最低の収入って一体・・・!

それでもわたしは
「働くこと」そのものに、すがり続けました。

出勤や帰宅の際に
専業主婦らしき人が目に入ると
「わたし、働いてるもんねっっ!」
「子供を保育所に預けて、働けてるもんねっっ!」

勘違いオーラを放ち続けてましたw

運よく認可保育所に入れてしまったことも
わたしの勘違いを増長させてた気がしますw

「子供が認可保育所に入所できちゃうほど
社会の重要戦力になってるわたし」
みたいなw

パートの新米事務なのに
気分はウーマンオブザイヤーでしたよw

痛い!! 痛すぎるわ!!
人生最低ランクの収入だろ、気付け自分!!

でも、気付くのは、案外早かったですw
比較的楽であるはずの、パート勤務ですら
子育てしながらの自分には、負担が重過ぎて
自滅しました。

仕事そのものは
息子と離れる手段として
いい息抜きになってましたが
わたしは、家でしじゅうイライラしてました。
息子や夫や家の段取りなんかに。

夫が家事をしてくれても
そのやり方が気に食わなかったり
そのイラつきを発散させるために
わずかな収入から服などを買いまくったり。

保育所代と散財を差し引きすれば
きっと月収数万円以下な感じで・・・

・・・あれ?
この効率悪すぎる生活、何?
わたし
何で働いてるんだっけ?

そして、ある日の夕食で
わたしはコップに入った水を
テーブルに思い切りこぼしてしまいました。
そして、2歳の息子に
当り散らして大泣きさせて、やっと気付きました。

勝手に働くことに依存して
勝手にその全部にイライラして
勝手に自分で水こぼして
キレて2歳児を泣かせる四十路女
痛すぎて限界。

わたしの収入がなくなってもいい!
むしろ貯金がゼロになっても働かない!

そう腹をくくってから
わたしは息子を幼稚園に転園させ
運よく、自分の専門職である
在宅の仕事に切り替えることができました。

収入的には微妙もいいとこですが
夫や息子と過ごす家庭での時間が
イライラではなく笑顔であることが
格段に増えた気がします。

それはわたしにとって
収入以上にかけがえのないものです。

皆さんは、働くことについて、どう思いますか?
働こうが、働くまいが
お母さんがご機嫌でいることが
家庭を維持するうえで欠かせないのだと
今では強く実感しています。

表面的なことだけにとらわれず
その時々の自分にとって
最適な生活を選択できればいいですね!

ちなみに、後にできた専業主婦の友達に
「働くことが自分のステイタスだったんだ」
と、これまでの経緯を話すと

「えー?働かない方がステイタスじゃない?」

と返されて、呆然としたことがありましたw
そ、そういう考え方もあるのか・・・
今まで捕われてた自分、何だったんだw

専業主婦をライバル視しながら
肩で風切って、最低賃金の労働にいそしんでた自分が
痛くもあり、懐かしくもあります♪

本日も、長々とお付き合いいただき
ありがとうございました♪
お気をつけてお帰りくださいまし♪
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カフェ店主:MOMOKO♪
37歳で出産。現在、5歳児のママ。
縁あってママGOGOの講座を8回受講した後、
ママGOGOカフェの店主に♪ 在宅ライター。
“ママが生きやすくありますように”そんな願いを込めて綴るコラムです。


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