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大阪府吹田市 子育てママ応援・子育て支援・子育て支えあい
2017-06-01

<第14回>ベビーカー論争の奥に隠れた本音 ~子連れで出かけたいわけではなかったわたし~

本日もママGOGOカフェにようこそ。
店主のMOMOKOです♪

雨の多い季節に突入してきましたね!
皆さん、子連れでの外出に、苦労されてることと思います。
保育所からの帰り道、ゲリラ豪雨にやられて
口にまで入り込んでくる横殴りの雨に
溺れるかと思ったのが、昨日のことのようです・・・。

さて、本日のメニューは
泣く子は黙らず、泣かない母が泣きたくなる「ベビーカー論争」。
特に電車内でのことに限って、召し上がっていただこうと思います。

電車内でのベビーカー論争って

たたむべきだ
いやたたむのは危険だ
混んだ車内では迷惑だ
でも子供は社会で育てるものだろう
とはいえマナーの悪い母親もいる
その辺全部ひっくるめて
お互い様の思いやりの気持ちを持つのが大事

大体どこでもこんな感じで着地すると思うんですが
今回はこうした内容には触れません。
違う角度からの味付けを堪能いただければと思います♪

質問なんですが
ベビーカーに乗る年齢の子を連れて
電車でお出かけって
普通に大変ですよね?

オムツに着替え、ミルクにお茶
愚図った時用のおもちゃにおやつ
どうせ抱っこも必要だから、しっかりめの抱っこ紐

自分の荷物なんて、財布と鍵とスマホくらいなのに
乳幼児ママのマザーズバッグは
育児グッズでパンパンに膨らみます。
どちらへご旅行?って自分でツッコミたくなるほど・・・

それだけ準備しても
ベビーカーで出かけるかどうかは
最後まで躊躇したりします。

大荷物で電車内に乗り込むことの
痛い空気を想像すると恐ろしい。

電車内で抱っこをせがまれたら
ベビーカーはただの荷物起き。
自分にとってはカート代わりになっても
他のお客さんには、荷物そのものでしかない。

そんな状況で、子供がさらに愚図ったりしたら
適切に対応できるか分からない。
こっちもいつもよりパニクって
うまく切り抜けられなかったらどうしよう?

そして、駅構内はエレベーター必須だから
迂回する時間も計算に入れて、かなり早めに家を出なきゃ。
だから子供の機嫌を取りながら、自分の準備も早めにしなきゃ。

どうしよう? やっぱりベビーカーやめようか?
抱っこ紐なら、子供もなんとかご機嫌だし
電車内で余計なひんしゅくを買わなくて済むかも。

でも荷物多いな・・・
ただでさえ毎日抱っこ三昧で、もう腰が限界。
必要以上に疲れてイライラして
知らない人の前で子供に八つ当たりするのはもっと嫌だ。
だからやっぱりベビーカーを使おうか・・・

くらいの葛藤を、皆さん一通り終えてから
ベビーカーでの乗車を決断するのではないでしょうか。

わたしの場合は、ベビーカーでの乗車は
月に1度ほどでしたが
毎回、上記の葛藤を終えてからは

駅構内の見取り図を調べ
事前に出口やエレベーターの場所をくまなくチェックし
車内と外の温度差を想定して
子供が着るもののセレクトについては
2日くらい前から悩みましたw

いざ本番を迎えても
脳内リハーサル通り、万事うまく行くことなどありません。
予測不能な事態に、疲れ果てて帰宅することも茶飯事です。

段取りが悪くて食事する時間がなく
駅のホームでベビーカーを押しつつ
パンを食べながら歩いたこともあります。
そんな姿、青春漫画の世界だけだと思ってましたw

幸い、車内で大きなトラブルもなく
他のお客さんにも、優しくしてもらえたことの方が多かったですが
最大の配慮を払っても
迷惑そうにされたり舌打ちされた経験を持つママもいます。

電車内でのベビーカー論争以前に
なぜママたちは、多くのハードルをかいくぐってまで
ベビーカーで子供を連れて
電車に乗って出かけようとするのか?

仕事とか、やむを得ない用事とか、遊びとか
いろいろあると思いますが

わたしの場合は単に
子供と2人きりの閉ざされた毎日が
たまらなく苦痛だったからです。

日中は子供とマンツーマン状態がほとんどで
自分1人にのしかかる、子供の命と言う名のザ・重圧。
自分の食事・睡眠・排泄を後回しにして
子供の食事・睡眠・排泄を最優先にし
心身ともに疲労まみれ。

核家族化で、子育ても孤独化してはいますが
「社会とつながってない孤独」
なんて言葉では言い表せない。

「死んだら会社行かなくて済むかな・・・」
みたいな、ブラック企業に勤める社員さんが
狂気な思考になっていく感じと似てます。

可愛いはずの我が子との時間を
ブラック企業に例えるのは場違いかもしれないですが
私の感じた正直な気持ちなのでしょうがないです^^;

なので、子連れの電車お出かけは
「私もたまには楽しみたい」なんて
ポジティブな理由なんかではない。

「どうにか気分転換せねば、子も自分も危うい!」
くらいの、藁にもすがる思いに近いです。
家でゆっくりと親子ともどもつぶれていくよりは
電車でのお出かけの方が、まだなんぼかマシな選択でした。

仕事でも用事でも子供のための遊びでも、何でもいいから
街の空気に触れたい。
自分の買い物なんてできなくても
レストランに入れなくても
お店の前を横切るだけでもいい。

ママじゃなかった頃の痕跡が残る場所を通れば
元気な自分のテンションを
少しでも思い出せるかもしれない。

公園や子育て広場的な場所でも
もちろん家にいるよりは、気分転換できるのですが
そこはやっぱり日常すぎて、結局いつものテリトリー。

「子育てしんどいな」なんて愚痴ろうものなら
見知った人からの、痛い視線が突き刺さりそうな気がするし
「お母さんなんだから」と、一層の頑張りを要求され
逆にパワーを奪われることもあるあるです。
生活圏内では、簡単に弱みを見せづらい。

いつものテリトリーではない場所への
電車に乗ってのお出かけは
ママにとってギャンブル性が高い反面
確かに救いもあるのです。

本来なら、子供と離れて1人の時間を確保して
休息するなり外出するなりできれば最高なのですが
誰かに預ける段取りを組むハードルも
お金がかかったり、気を使ったり、罪悪感があったりで
簡単に超えられるものではありません。

ですが、子供が就学した今なら
あんなにたくさんの時間を
頑張って2人っきりで過ごさなくても良かったなー!
と叫べます^^;

今思えば、一緒に出かけるよりも
毎日1時間でも30分でもいいから
1人の時間があれば、ずいぶん違ってた。

遊びたくて、楽しいことをしたくて
1人になりたいわけではありません。

たまには十分な睡眠をとりたかった。
冷めてない料理を食べたかった。
自分のペースでトイレに行きたかった。
どんだけささやかな願いw

でもそのささやかな願いは
数年前の私には、手の届かない願いでしたよ。
そこがもし満たされていたら、子供とのお出かけも
もっと純粋に楽しいものになっていたでしょう。

子供と2人きりの、休まらない毎日を濁すためなら
たとえハードルが高かろうが電車に乗りますとも!
という動機は
子供とのお出かけを、心底楽しむためのものではなかった。

電車内で気丈に振る舞っているママを見ると
あの頃の自分を思って、勝手に切なくなる反面
何かできることはないかな?と思いながら
大した助けもできず、悶々としてしまう日々です^^;

皆が利用する電車ですので
「何かあっても、子連れだから大目に見てほしい」
とは言いません。

でも、ベビーカー論争という名の
社会問題に至るほどのお題なら
「なぜママたちはそこまでして、子連れでお出かけするのか?」
というところも
考えてみる必要があるのではないかな、と思う次第です。

できれば「皆に迷惑をかけて申し訳ないな」
っていう気持ちで電車に乗るより
「皆に支えられて電車に乗れてありがたいな」
って思える方が素敵ですよね。

大勢のママがそう思えるようになるには
ママも自分も社会も、どのように変わっていけばいいんだろう?
明確な答えなんて簡単には出ませんが
これからも考え続けて行きたいと思います❤

本日のメニューはいかがでしたか?
皆さんにとっての、お子さんとのお出かけは
どのようなものなのでしょう?
もし電車でのお出かけが怖くなってしまったらすみません^^;

子育てでのあれこれは、ママにとっても初めてなことが多く
特に外出時は、緊張の連続だと思いますが
繰り返していくうちに慣れて、最初よりはスムーズに行くと思いますので
どうか少しでも疲れが少なく、充実した時間を過ごせますように・・・

本日はご来店ありがとうございました♪
またのご来店をお待ちしております🍀

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カフェ店主:MOMOKO♪
37歳で出産。現在、6歳男児のママ。
縁あってママGOGOの講座を8回受講した後、
ママGOGOカフェの店主に♪ 在宅ライター。
“ママが生きやすくありますように”
そんな願いを込めて綴るコラムです。


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