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大阪府吹田市 子育てママ応援・子育て支援・子育て支えあい
2016-06-21

【特別企画】最近話題の「イクボス」って何?

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企業研修にママGOGOが潜入!
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最近様々なメディアで取り上げられている「イクボス」。

ママたちも耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?
でもその実態まで、詳しくご存知の方は少ないかも
わたしも恥ずかしながら、「イクメンなボス?」「イク
メンな部下を支援する上司?」程度の認識でした。
ところが実は、働くパパママのみならず、すべての世代の
生き方やこれからの時代を良くするための、壮大なプロ
ジェクトだったんです

「イクボスプロジェクト」代表の安藤哲也さんは、大手企業
で管理職などを経験した後、「NPO法人ファザーリングジャ
パン」を立ち上げた、元祖イクメンのような方。

安藤さんの指導でイクボスプロジェクト加盟を果たした、
ある企業様の研修にお邪魔させていただきました!

役員クラスから管理職、責任者まで、大勢の社員様が一堂
に会した企業研修。安藤さんは自らの経験や明確な数値を
フル活用して、イクボスプロジェクトの全容をレクチャー
してくださいました。

イクボスの定義は「職場で共に働く部下・スタッフのワー
クライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人の
キャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出し
つつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司
(経営者・管理職)」のこと。

育てる対象は部下、組織、社会そのものとグローバルです。
なんて聞くと堅苦しく感じるかもしれないけど、例えば
子育てで大変な時期ってパパは働き盛りで、家庭を顧みれ
ないことが多いですよね。
家事や育児面でパパからのサポートがもっとあれば、自分も
助かるし夫婦の絆も深まるし子供も喜ぶのにな…なんて考え
るママも多いのではないでしょうか。こうした何気ない日常
にこそ、イクボスプロジェクトの使命が隠れています。
イクボスプロジェクトの根幹は、プライベートを充実させる
ために働き方を変えるところにあります。パパの育児休暇
取得、働くママのフレキシブルな時短勤務など、その方法は
企業様によりけりですが、育児のみならず介護や趣味のため
の時間なども範疇に入るのがポイント

既婚者が子育てのために割く時間と、単身者が趣味のために
充てたい時間、それぞれどちらも人生を潤すための大切な
時間です。「すべての人がそれぞれの人生を充実できるよう、
皆で支え合いながら働き方を変えましょう」という視点が、
今までの企業の子育て支援などとは異なるものでしょう。

「でも、皆がそんな働き方をしたら、会社の業績が下がって
しまうのでは?」と思いますよね。皆が同じようにフルパワー
で頑張っていれば業績が伸びたのは、終身型雇用だった頃の
過去の話。会社の言うとおりに何でもこなし、長時間働く
ことでしか評価されない勤務体系では、仕事のモチベーション
が下がって、結果業績も下り坂になってしまいます。

家庭の事情や趣味の充実など、気持ちよくプライベートを
優先させてくれる上司の下では、自然と感謝の気持ちが
湧いて頑張るテンションになれますし、自分が抜けた穴を
誰かが埋めることは、他者の成長にもつながりますよね。
働いているとついやってしまいがちなのが、「この仕事は
自分にしかできないから」と握り締めてしまうこと。
そのような状態では自分が休みたくても休めないし、他者の
成長の機会を奪うことにもなります。ママたちも「家事は
私しかできないから!」と、つい握り締めて頑張りすぎちゃ
うこと、ありますよね。

最初は不安でも、思い切って何でもパパにお願いすることで、
自分も楽できるしパパも成長する…イクボスの理念は家庭の
マネジメントにも応用できるなぁ、と思わされました。

誰もが働きやすく皆で成長できる会社というのは、今最も時代
に求められるものです。今の若い人たちは就職活動の際、規模
よりも働きやすさで会社を選ぶことが多いとか。

自分の子供が成長して働く年齢になった時、働きやすい企業で、
充実した人生を送って欲しいと思いませんか?
また、会社は選べても上司は選べませんので、ただ制度が充実
しているだけでは不十分です。
「使えるはずの制度が、上司の采配によっては使えない」と
いった事態も、今は珍しい風潮ではありません。どんな企業に
就職しても、どんな部署に配属されても、イクボスの理念が
すべての社員に浸透していたら、働きやすさが格段に違います
よね。

安藤さんいわく「イクボスは外科手術ではなく漢方薬」
即効性はありませんが、繰り返し学び経験していくことで、
確実に良い変化を起こすことができるとか。
ハードルが高いと思えた夏場のノーネクタイが、政府の推進で
あっという間に定着した「クールビズ」のように、まずは上の
者の意識改革が大切です。

一通りの研修を終えた後、「私のイクボスアクション宣言」
と題して、社長や管理職など責任ある立場の方から個人発表が
ありました。
古い価値観をお持ちであるはずの皆様が、時には自らのプライ
ベートをさらけ出し、口々にイクボスの理念に沿った宣言を
される様は、見ていて思わず目頭が熱くなりました。

私の夫も、こんな企業で働けたらなぁ…と感じた一方で、まず
は、家庭内で私一人が握り締めている仕事を手放して、全体の
成長につなげねば!と思わされました。

イクボスプロジェクトに加盟される企業様や官公庁は、今急増
しています。皆が自分を大切にし、そして皆のことも大切に
できる社会になれば、本当に素晴らしいですね!
育ボスプロジェクト ホームページ
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